自治体でkintoneの無料プラグインを安全に導入するために確認したい6つのポイント

無料のkintoneプラグインは便利ですが、「どこと通信しているか分からない」「ソースコードが 非公開でブラックボックス」という理由で、自治体や企業の情報システム部門が導入をためらう ケースは少なくありません。この記事では、プラグインを導入する前に確認したいセキュリティ チェックポイントを6つにまとめ、実際のプラグインでの確認例とあわせて紹介します。

執筆者: 羽鳥達郎(合同会社Pons) / kintoneアプリデザインスペシャリスト・基本情報技術者・cybozuオフィシャルパートナー ※本サイトで配布するプラグインは、サイボウズ株式会社のオフィシャルプロダクトではありません。

こんな方におすすめ

なぜ確認が必要か

kintoneのプラグインは、レコード画面やプラグイン設定画面で動作するJavaScriptです。 実行できる範囲が広い分、外部サーバーへ勝手に通信したり、入力値をそのままHTMLとして 出力してXSS(クロスサイトスクリプティング)の脆弱性を生んだりするリスクも理論上は あります。ソースコードが非公開のプラグインでは、これらを利用者側で確認する手段が ありません。だからこそ、導入前にチェックすべきポイントを知っておくことが重要です。

確認したい6つのポイント

#確認ポイント何を見るか
1外部通信先kintone以外のサーバーと通信しているか。している場合、どこと・何のために通信しているかが明記されているか
2認証情報の保存場所APIキー・パスワードを使う場合、平文で誰でも見える場所に保存していないか(kintoneには秘匿領域に保存する専用の仕組みがあります)
3XSS対策innerHTMLを使わず、textContent/createElementだけで画面を組み立てているか(入力値をそのままHTMLとして出力していないか)
4ソースコードの公開GitHub等でソースコードが全公開されており、第三者が中身を確認できるか
5権限制御の実態ボタンの表示/非表示のような画面上の制御と、実際のレコード編集・削除権限(kintone本体の権限設定)が別物であることが説明されているか
6大量リクエストへの配慮一括処理系の機能で、短時間に大量のAPIリクエストを送信しない設計(逐次実行・上限件数など)になっているか

GovAppsプラグインでの確認例

GovAppsのプラグインは、上記6つのポイントすべてを個別ページの 「セキュリティレビュー結果サマリ」に掲載しています。すべて無料・広告なし・ ソースコード全公開で、実際にどう対応しているかを自分の目で確認できます。

無料プラグイン配布サイトの中でも、ここまで確認可能性を重視しているのはGovAppsの特徴です。 個別ページの「セキュリティレビュー結果サマリ」アコーディオンから、実際のチェック項目・ 確認日を一覧できます。

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