kintoneで会議室の予約枠を一括作成する方法(無料)

「平日9時から17時まで、1時間ごとの会議室予約枠を作りたい」という場合、1件ずつ手作業で 作成すると1日8件×5日=40件もの作業になります。この記事では、日時の繰り返しをまとめて 自動生成する方法を、実際に24件の予約枠を一括作成した結果つきで解説します。

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執筆者: 羽鳥達郎(合同会社Pons) / kintoneアプリデザインスペシャリスト・基本情報技術者・cybozuオフィシャルパートナー ※本サイトで配布するプラグインは、サイボウズ株式会社のオフィシャルプロダクトではありません。

こんな方におすすめ

kintone標準機能ではどこまでできるか

kintone標準機能には、日時の範囲を一定間隔で分割して複数レコードを自動生成する機能は ありません。「複製」機能で1件ずつ複製しながら時刻を手で書き換えるか、Excelなどで 一覧を作ってCSVインポートするのが現実的な代替手段になりますが、いずれも手間がかかります。

JavaScript自作・他社プラグインとの比較、なぜGovAppsプラグインか

方法向いている場合注意点
JavaScriptを自作する社内に開発者がいて、独自の分割ルールが必要な場合時間帯分割・開始/終了時刻の計算・上限件数チェックなどを自前で実装・保守する必要がある
有料の他社プラグイン予算があり、サポートを重視する場合月額課金が発生する。生成ロジックがブラックボックスなことが多い
GovAppsプラグイン(このプラグイン)無料で、時間帯分割をすぐに試したい場合一度に作成できる件数には上限(500件)があります

レコード一括作成プラグイン無料・広告なしで、 ソースコードをGitHubで全公開 しています。レコード作成はkintone標準のREST APIを100件ずつ逐次実行するだけで、外部サーバーへの 通信は一切ありません。

プラグインでの実現方法

レコード一括作成プラグインで、繰り返し用フィールドに 日時(DATETIME)型のフィールドを指定すると、日付の繰り返しに加えて時刻の指定方法も選べます。

  1. 開始日時・終了日時の2つのDATETIMEフィールドを用意する
    今回は「開始日時」「終了日時」というフィールド名で用意しました。
  2. 繰り返し用フィールド=開始日時、終了日時フィールド=終了日時に設定する
    終了日時フィールドの選択欄は、繰り返し用フィールドがDATETIME型の場合のみ表示されます。
  3. テンプレート対象フィールド・実行可能グループを設定して保存する
    今回は「会議室」フィールドをテンプレート対象にしました。
レコード一括作成プラグインの設定画面。繰り返し用日付/日時フィールドに「開始日時」、終了日時フィールドに「終了日時」、テンプレート対象フィールドに「会議室」を設定した状態のスクリーンショット。

実行結果: 平日3日分×1時間ごと8枠=24件を一括作成

一覧画面の「レコードを一括作成」ボタンを押し、会議室名を入力したうえで、開始日・頻度「毎日」・ 回数「3」、時刻の指定方法「時間帯を一定間隔で分割」で9:00〜17:00・間隔60分を指定して実行すると、 3日分×1時間ごと8枠=24件の予約枠レコードが一括で作成されます。 各枠の終了日時(開始時刻+1時間)も自動的に計算されます。

レコード一覧画面。第1会議室の予約枠が9:00-10:00、10:00-11:00...と1時間ごとに24件、一括作成された状態のスクリーンショット。

「平日5日分にしたい」「30分刻みにしたい」といった調整も、実行時のダイアログで数値を変えるだけです。

あわせて確認したいポイント

対応するプラグイン

無料プラグイン

レコード一括作成プラグイン

ユーザー・組織・グループへの割り当てや、日付/時刻の繰り返し(定例)日程に応じて複数レコードを一括作成

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