kintoneの予定をカレンダーで表示する方法(無料)

案件や商談の予定をkintoneのレコード一覧(表形式)で管理していると、「今週、誰がいつ何の予定を 抱えているか」を一目で把握しにくいことがあります。この記事では、無料プラグインで一覧画面に 週表示・日表示のカレンダーを追加し、担当チームごとに列分け・色分けして表示する方法を、実際の 設定画面と表示結果つきで解説します。

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執筆者: 羽鳥達郎(合同会社Pons) / kintoneアプリデザインスペシャリスト・基本情報技術者・cybozuオフィシャルパートナー ※本サイトで配布するプラグインは、サイボウズ株式会社のオフィシャルプロダクトではありません。

こんな方におすすめ

kintone標準機能ではどこまでできるか

kintoneの一覧には標準でカレンダー形式がありますが、1レコード=1日の簡易的な表示で、開始・終了 時刻を軸にした週表示・日表示や、担当者ごとの列分けには対応していません。「今日の10時に誰の 予定が入っているか」を時間軸で見比べたい場合、標準のカレンダー形式だけでは力不足です。 JavaScriptカスタマイズを自作すれば時間軸のカレンダーを組めますが、週/日表示の切り替え・ グループ分け・色分け・凡例表示までを一から実装するのは簡単な作業ではありません。

JavaScript自作・他社プラグインとの比較、なぜGovAppsプラグインか

「一覧を時間軸のカレンダーとして表示する」機能を用意する方法は、大きく4つあります。それぞれの 向き不向きをまとめました。

方法向いている場合注意点
kintone標準のカレンダー形式のみ1日単位の予定確認で十分な場合時間軸表示・担当者ごとの列分けはできない
JavaScriptを自作する社内に開発者がいて、独自の表示要件が多い場合時間軸描画・グループ分け・色分けの実装・保守が必要
有料の他社プラグイン予算があり、ドラッグ&ドロップ編集など高機能を求める場合月額課金が発生する。ソースコードが非公開で、外部通信の有無を利用者側で確認しにくいことが多い
GovAppsプラグイン(このプラグイン)無料で試したい、表示専用で十分、社内・庁内でセキュリティを確認してから導入したい場合表示専用のためドラッグ&ドロップでの編集はできない

GovAppsのプラグインはすべて無料・広告なしで、追加課金なしで使い続けられます。 ソースコードはGitHubで全公開しているオープンソースなので、 「本当に外部と通信していないか」「レコードの取得方法」を自治体・企業のセキュリティ担当者 自身の目で確認できます(このプラグインも個別ページにセキュリティレビュー結果を掲載しています)。

詳細カレンダープラグインでの実現方法

詳細カレンダープラグインは、タイトル・開始日時・終了日時・ グループ分けフィールドを指定するだけで、レコード一覧画面(表形式)の上にカレンダーを表示します。 今回は「予定名」「開始日時」「終了日時」(いずれも日時型)・「担当チーム」(ドロップダウン: 営業チーム/開発チーム)を持つアプリで設定しました。

  1. 対象一覧を追加する
    対象一覧のIDを空欄のまま「この一覧の設定を追加」を押すと、ビルトインの「すべて(デフォルト)」 一覧向けの設定になります。
  2. タイトル・開始日時・終了日時・グループ分け・色分けフィールドを選ぶ
    タイトルフィールドに「予定名」、開始日時フィールドに「開始日時」、終了日時フィールドに 「終了日時」、グループ分けフィールドと色分けフィールドの両方に「担当チーム」を指定しました。
  3. 既定の表示単位・デザインを選んで保存し、アプリを更新する
    既定の表示単位は「週表示」、デザインは「縦(時刻/曜日を縦軸)」にしました。保存しただけでは プレビュー状態のため、必ず「アプリを更新」まで行います。
詳細カレンダープラグインの設定画面。タイトルフィールドに「予定名」、開始日時フィールドに「開始日時」、終了日時フィールドに「終了日時」、グループ分けフィールドと色分けフィールドに「担当チーム」を指定し、既定の表示単位を週表示にした状態のスクリーンショット。

実行結果: 担当チームごとに列分け・色分けされたカレンダーが表示される

アプリを更新してレコード一覧画面を開くと、表形式の一覧の上に週表示のカレンダーが表示されます。 担当チーム(営業チーム/開発チーム)ごとに列が分かれ、各予定が開始時刻付きのバーとして曜日の セルに並びます。カレンダー上部には色分けの凡例、ツールバーには「表示中: 5件 / 最大100件 (REST API不使用のため)」という上限の案内が常時表示されます。

レコード一覧画面。週表示のカレンダーが表示され、営業チーム列と開発チーム列に分かれて「A社定例MTG」「B社商談」「スプリントレビュー」「リリース作業」「週次進捗共有」の予定が曜日ごとに並んでいる状態のスクリーンショット。

ツールバーの「日表示」ボタンに切り替えると、その日の予定を0:00〜24:00の時間軸で確認できます。 グループ(担当チーム)ごとに列が分かれたまま、開始〜終了時刻に応じた高さのブロックとして 表示されます。

レコード一覧画面。日表示のカレンダーに切り替わり、営業チーム列に「A社定例MTG」(10:00〜)「B社商談」(14:00〜)、開発チーム列に「スプリントレビュー」(13:00〜)が時間軸に沿ったブロックとして表示されている状態のスクリーンショット。

イベントブロックをクリックすると、そのレコードの詳細画面へ遷移します。「前へ/今日/次へ」ボタンや 日付の直接入力で、別の週・別の日へも簡単に移動できます。

あわせて確認したいポイント

対応するプラグイン

無料プラグイン

詳細カレンダープラグイン

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