kintoneで条件によって入力項目を必須にする方法(無料)

「種別で『特別』を選んだときだけ、理由の入力を必須にしたい」というように、ある項目の値に 応じて別の項目を必須にしたい場面はよくあります。この記事では、無料プラグインで条件付き必須を 実現する方法を、実際のバリデーションエラー画面つきで解説します。

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執筆者: 羽鳥達郎(合同会社Pons) / kintoneアプリデザインスペシャリスト・基本情報技術者・cybozuオフィシャルパートナー ※本サイトで配布するプラグインは、サイボウズ株式会社のオフィシャルプロダクトではありません。

こんな方におすすめ

kintone標準機能ではどこまでできるか

kintone標準のフィールド設定では、「必須にする」はフィールドごとの固定設定で、 「常に必須」か「常に任意」のどちらかしか選べません。「ある選択肢を選んだときだけ必須」 という条件付きの制御は、標準機能だけでは実現できません。

JavaScript自作・他社プラグインとの比較、なぜGovAppsプラグインか

方法向いている場合注意点
JavaScriptを自作する社内に開発者がいて、複雑な条件を組みたい場合保存イベントでのバリデーション処理・エラー表示のロジックを自前で実装・保守する必要がある
有料の他社プラグイン予算があり、サポートを重視する場合月額課金が発生する。ソースコードが非公開で処理内容を確認しにくい
GovAppsプラグイン(このプラグイン)無料で、条件付き必須をすぐに試したい場合条件フィールドはドロップダウン・ラジオボタンに対応(それ以外の型は対象外)

条件つき必須プラグイン無料・広告なしで、 ソースコードをGitHubで全公開 しています。バリデーション処理はブラウザ内のJavaScriptだけで完結し、外部サーバーへの通信は 一切ありません。

プラグインでの実現方法

条件つき必須プラグインは、条件となるフィールド・ 条件値・必須にする対象フィールドを設定するだけで使えます。

  1. 「条件フィールド追加」ボタンで条件となるフィールドを選ぶ
    今回は「種別」(ドロップダウン: 通常/特別)を選びました。
  2. 「条件値を追加」ボタンで、条件となる値と必須対象のフィールドを選ぶ
    条件値には「特別」、必須対象フィールドには「特別理由」を選びました。必須対象フィールドは 複数選択できます。
  3. 「設定を保存」を押し、アプリを更新する
    保存しただけではプレビュー状態のため、必ず「アプリを更新」まで行います。
条件つき必須プラグインの設定画面。条件フィールドに「種別」、条件値に「特別」、必須対象フィールドに「特別理由」を設定した状態のスクリーンショット。

実行結果: 条件に一致すると保存がブロックされる

種別で「特別」を選び、特別理由を空欄のまま保存しようとすると、 「未入力項目があります」というエラーが表示され、保存がブロックされます。 対象フィールドの下にも「未入力です」という具体的なメッセージが表示されるため、 利用者はどの項目を埋めればよいかすぐに分かります。

レコード追加画面。種別に「特別」を選択し、特別理由を空欄のまま保存しようとした結果、「未入力項目があります」というエラーと、特別理由フィールド下に「未入力です」というメッセージが表示された状態のスクリーンショット。

種別を「通常」に戻すか、特別理由に何か入力すれば、通常どおり保存できます。

あわせて確認したいポイント

対応するプラグイン

無料プラグイン

条件つき必須プラグイン

あるフィールドが特定の値のとき、指定した別のフィールドを必須項目にする

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