kintoneでルックアップ先の情報を自動更新する方法(無料)

取引先マスタで会社名を変更しても、すでに作成済みのレコードにコピーされた会社名は 古いままです。この記事では、レコードの編集画面を開いたときに自動でルックアップ先の 最新情報を再取得する方法を、実際に取引先名が改称され、それが自動反映される様子つきで 解説します。

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執筆者: 羽鳥達郎(合同会社Pons) / kintoneアプリデザインスペシャリスト・基本情報技術者・cybozuオフィシャルパートナー ※本サイトで配布するプラグインは、サイボウズ株式会社のオフィシャルプロダクトではありません。

こんな方におすすめ

kintone標準機能ではどこまでできるか

kintone標準のルックアップフィールドは、レコード作成時や、ルックアップフィールド自体の値を 手動で変更したときにしか参照先のデータを取得しません。参照先のマスタデータだけを更新しても、 既に作成済みのレコード側は自動的には追従せず、利用者がルックアップ欄をクリアして 入力し直すまで古い値のままになります。

JavaScript自作・他社プラグインとの比較、なぜGovAppsプラグインか

方法向いている場合注意点
JavaScriptを自作する社内に開発者がいて、細かい制御をしたい場合ルックアップフィールドの型判定・サブテーブル内のルックアップへの対応など、実装すべき分岐が多い
有料の他社プラグイン予算があり、サポートを重視する場合月額課金が発生する。ソースコードが非公開で処理内容を確認しにくい
GovAppsプラグイン(このプラグイン)無料で、対象フィールドを選ぶだけで試したい場合参照先で一致するレコードが複数ある場合はkintone標準の仕様により自動実行されません

自動ルックアッププラグイン無料・広告なしで、 ソースコードをGitHubで全公開 しています。再取得処理はkintone標準のルックアップ機構をそのまま呼び出すだけで、外部サーバーへの 通信は一切ありません。

プラグインでの実現方法

自動ルックアッププラグインは、自動的に再取得したい ルックアップフィールドにチェックを入れるだけで使えます。

  1. プラグインをアプリに追加し、設定画面を開く
    アプリ内のルックアップフィールドが一覧に表示されます。
  2. 自動的に再取得したいルックアップフィールドにチェックを入れる
    今回は取引先マスタを参照する「取引先コード」フィールドにチェックを入れました。 サブテーブル内のルックアップ列にも対応しています。
  3. 保存し、アプリを更新する
    保存しただけではプレビュー状態のため、必ず「アプリを更新」まで行います。
自動ルックアッププラグインの設定画面。ルックアップフィールド一覧から「取引先コード」にチェックを入れた状態のスクリーンショット。

実行結果: 編集画面を開くと自動的に最新情報に更新される

取引先コード「T001」・取引先名「株式会社サンプル商事」でレコードを保存したあと、 取引先マスタ側で会社名を「株式会社サンプル商事(改称後)」に変更しました。この状態で レコードの編集画面を開くと、ユーザーが何も操作しなくても取引先名が自動的に 最新の社名へ更新されます。画面上部には「参照先からデータが取得されました。」 という通知も表示されます。

レコード編集画面。取引先マスタ側で社名が「株式会社サンプル商事(改称後)」に変更されたあと、編集画面を開いただけで取引先名フィールドが自動的に最新の社名へ更新され、「参照先からデータが取得されました。」という通知が表示された状態のスクリーンショット。

あわせて確認したいポイント

対応するプラグイン

無料プラグイン

自動ルックアッププラグイン

レコード編集画面を開いたとき、選んだルックアップフィールド(サブテーブル内含む)を自動的に再取得(再ルックアップ)する

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